会議では、AI・デジタル改革推進会議の運営などについて各大臣から説明があり、有識者も議論に参加した。木原官房長官は、今月1日の「日本成長戦略会議」における総理からの指示を踏まえた検討状況について報告があったと述べた。

年末までの中間整理で優先的に取りまとめる事項は、①AXの具体像、②AI・デジタル改革原則、③AX社会実装の加速化の3点。その他の「AIガバナンスの強化」など残された論点については、年明け以降に速やかに具体化し、関連する計画等の改定につなげるとした。

具体的な進め方として、古川大臣には2030年時点のAXが実現された行政、産業、暮らしの姿を年末までに明確化するほか、信頼できるAI確立に向けた関連法制度の見直しと、AIセーフティ・インスティテュート(AISI)の機能強化を進めることを求めた。また、AXに対応した構造改革を進めるための原則も年末までに策定するよう指示した。

赤澤大臣には、年末までにAX実装を加速する即効性のあるアクションプランの取りまとめを求めた。古川大臣と連携して、フィジカルAIやAIロボットなど日本の強みを確保する具体策の検討を進める。古川大臣は自動運転など公共・準公共分野のAX方策を順次具体化することとされた。

木原官房長官は、関係大臣に対し年末の中間整理に向けて効果的なAX・DXの推進方策の検討加速を求めた。これらの取り組みを通じて、人手不足問題の緩和と成長戦略の実現を図るとしている。