社会保障
総務省
不登校児童の学校健診受診状況調査、3類型別の対策を提言
イメージ写真 / 撮影: 663highland (CC BY 2.5 / ウィキメディア・コモンズ) / 記事の内容と直接の関係はありません
総務省は不登校の児童を対象とした健康診断の受診状況調査を実施し、小学校で5.7%、中学校で19.9%の児童が全科目未受診であることを明らかにした。児童の状態に応じた対策の実施を文部科学省など関係省庁に求めた。
学校における健康診断は疾病等の早期発見のための重要な機会だが、近年増加している不登校の児童は学校健診を受けられていない可能性があり、疾病等の見過ごしが懸念されている。総務省行政評価局は2026年10月22日、こうした状況を踏まえて実施した調査結果に基づく通知を公表した。
令和7年度の学校健診受診状況の抽出調査では、不登校の児童のうち全科目未受診は小学校で5.7%、中学校で19.9%だった。アンケート調査の結果によると、不登校の児童の健康診断受診促進には、校内における配慮(他の子と日時をずらす等)や校外(病院等)における受診機会の設定が必要とされている。
市町村の対応事例としては、学校医の医療機関や総合病院で健康診断を受けられるようにしている事例のほか、福祉部局等による家庭訪問での健康管理等の支援を行っている事例が報告されている。
総務省は不登校の児童の状態に応じた対策を分類し、国における対策の実施を求めた。断続的にせよ登校している場合は学校内で受診しやすくなる配慮が必要、学校には通えていないが外出は可能な場合は学校外で受診できる機会が必要、ひきこもり状態や家庭事情が複雑なケースは福祉部局等による学校と連携したアウトリーチ支援が必要としている。
根拠となった一次情報
4件
本文中の事実が、発表資料のどの記述に基づくかを示しています。
引用部分は総務省の発表資料からの抜粋です。
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令和7年度の学校健診の受診状況調査で、不登校の児童のうち全科目未受診は小学校で5.7%、中学校で19.9%だった
令和7年度の学校健診の受診状況を抽出調査したところ、不登校のこどものうち全科目未受診は、小学校で 5.7%、中学校で 19.9%
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不登校の児童の健康診断受診促進には、校内での配慮や校外での受診機会設定が必要とされている
不登校のこどもの健康診断受診促進のためには、校内における配慮(他の子と日時をずらす等)や校外(病院等)における受診機会の設定が必要
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市町村の中には学校医の医療機関や総合病院での健康診断受診や、福祉部局による家庭訪問での健康管理支援を行っている事例がある
市町村の中には、学校医の医療機関や総合病院で健康診断を受けられるようにしている事例のほか、福祉部局等による家庭訪問での健康管理等の支援を行っている事例あり
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総務省は不登校の児童の状態に応じた対策として、文部科学省、こども家庭庁及び厚生労働省に国における対策の実施を求めた
様々な不登校のこどもの状態に応じた対策を取るため、以下の3つの類型に分けて、国における対策の実施(教育委員会や福祉部局等への周知等)を、文部科学省、こども家庭庁及び厚生労働省に求めました