令和8年10月20日に開催されたG7デジタル・技術大臣会合には、総務省から藤井総務大臣が出席した。G7構成国・地域のほか、招待国も参加し、AIセキュリティとデジタル空間における青少年保護の2つの議題について議論が行われた。この会合は、令和8年5月29日のパリでのG7デジタル・技術大臣会合および6月15日から17日のG7サミットのフォローアップとして開催された。

AIセキュリティに関する議論では、フロンティアAIモデル提供者が開発の全段階において講じ得る様々な適切な措置について検討された。また、G7メンバー間でこのモデルに関連するリスク及び事案の理解、特定及び情報共有に関して、協調し収れんしたアプローチが必要であることが確認された。こうしたアプローチについては、国際標準化機関、OECD AIガバナンス作業部会、広島AIプロセス報告枠組みなどが活用されることが議論された。

G7の調整を強化するための複数の潜在的な方策が検討された。その中には、関連するG7トラック間の調整を円滑化する観点から、専門のハイレベルグループを設置するという選択肢も含まれている。

デジタル空間における青少年保護に関しては、青少年のオンラインリスクに関する科学的協力のための国際プラットフォームの創設がフランスから提案された。今後、このプラットフォームの立ち上げに向けて議論が進められる予定となっている。