令和8年10月17日、フランス・マルセイユで開催されたICID第77回国際執行理事会において、次期会長選挙が行われた。ロシアの候補者が立候補する中、日本から立候補した渡邉紹裕京都大学名誉教授が国際執行理事会により選出された。日本からの選出は70年を超えるICIDの歴史の中で初めてとなり、会長の任期は3年間である。

ICIDは、かんがい排水に係る科学的・技術的知見により、食料や繊維の供給を世界規模で強化することを目的として1950年に設立された自発的非営利・非政府国際機関である。本部はインド(ニューデリー)に置かれており、日本は1951年に加盟した。

ICIDは「世界かんがい施設遺産」の認定機関としても機能している。