農林水産省は10月5日から10月9日にかけて、ウクライナ西部リヴィウ州への官民ミッション訪問を実施した。ミッションは農林水産省職員及び農業インフラ整備、水質浄化、AI・衛星データ活用、食材の輸出入など技術・知見を有する日本企業4社で構成された。食料・農業分野の官民ミッション実施は、令和7年10月に続き2回目となる。

ミッションはウクライナ農業政策・食料省のタラス・ヴィソツキー大臣、リヴィウ市長、ドロホビチ市長、リヴィウ州副知事と面会した。大臣は日本を農業部門の復興と発展における重要な戦略的パートナーの一つと位置づけ、日本政府による一貫した支援を高く評価し、協力関係の深化に期待する旨を述べた。

訪問期間中、本ミッションはウクライナ商工会及びリヴィウ市ジャパンデスクと協力し、約70社のウクライナ企業との対面・オンラインでのビジネスマッチング・ネットワーキングを実施した。参加企業からは戦時下での訪問への感謝が寄せられ、日本企業の技術や知見に高い関心が示された。

本ミッションはリヴィウ市内の食品小売企業の視察、ドロホビチ市内の農業・食品加工企業の視察も実施し、食材の取扱いや農業資機材の状況について、現地関係者との意見交換を行った。