開会式では、GEA会長による主催者挨拶の後、天皇陛下がおことばを述べられ、総理が挨拶を行った。総理は、本年も日本を含め世界各地で極めて深刻な被害をもたらす災害が発生しており、自然災害が激甚化・頻発化していることに言及した。

総理は、災害に対する強靱性の向上のため防災などの危機管理投資を強化すると述べた。あわせて、世界屈指の日本の防災や復興の知見・ノウハウを、国際防災協力を通じて共有していくと述べた。

気候変動対策については、総理は気候変動対策と経済成長は両立できると述べた。日本はグリーン鉄を始めとした生産・技術基盤の構築、世界最高効率のガス火力発電の利用、省エネ型データセンターの普及など、日本の技術力を活かし、2050年のネット・ゼロを目指してGX(グリーン・トランスフォーメーション)の取組を進めているとした。

総理は、これらの取組を「エネルギー需給構造強靱化総合パッケージ(パワーGX)」として強力に進め、脱炭素化とエネルギー安全保障、経済成長の同時達成を目指すと述べた。また、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での取組を通じて、世界の気候変動対策に貢献していくとした。

総理は、2027年国際園芸博覧会について、日本の魅力を世界に届ける絶好の機会であり、花や緑、食と農の魅力に加えて、脱炭素など地球環境の課題解決に資する優れた国内技術も、世界に発信していくと述べた。