選挙運動に関する各党協議会が10月9日に総務省に申し入れた合意事項では、指針に盛り込むべき具体的な事項が示された。収益化に関する措置やAI生成コンテンツへの対応など、選挙の公正を害するおそれのある情報の流通による悪影響を軽減するための措置の具体例を明記することが求められている。

合意事項では、このような措置と表現の自由の関係について、表現活動の過度の萎縮を招かないことが基本的な考え方として示されることが重要とされている。また、信頼性の高い情報源からの情報を増やすことが偽・誤情報の対策として有効であることを明示することも合意事項に含まれている。

総務省は令和9年3月1日の改正法施行日に向け、大規模プラットフォーム事業者による対応も含めて必要な準備が整うよう、パブリックコメントを経て指針を策定する方針である。指針策定後は、事業者に対して指針に基づき軽減措置が適切かつ有効に講じられるよう促していく。