令和8年10月9日、木原内閣官房長官は総理大臣官邸で第3回租税特別措置・補助金・基金の徹底見直しに関する関係閣僚等及び副大臣会議を開催した。会議では、4月に片山大臣からの要請に基づいて各府省庁が実施した「自己点検」の結果が、予算要求・要望にどの程度反映されたか、また今後の取組について議論された。

木原官房長官は会議後、自己点検の成果は「決して十分なものではない」と述べた一方で、これを「第一段階」と位置付け、令和9年度予算編成に向けてさらなる見直しを進める必要があると指摘した。同予算は「責任ある積極財政」と「予算編成改革」を両立させる予算として位置付けられている。

官房長官は、伸ばすべき歳出と見直すべき歳出を峻別した上で規律ある資源配分を実現すること、施策の優先順位を洗い直すこと、民間投資を誘発する効果的な施策に重点を置くことを強調した。これらの取組を通じて「強い経済」の構築と「財政の持続可能性」の確保を同時に実現することが目標だと述べた。

木原官房長官は、片山大臣を中心に「基本的な考え方と見直しの着眼点」に沿って、年末にかけて見直しをさらに進める方針を示した。また与党との連携を継続し、各副大臣がリーダーシップを発揮することを期待すると述べた。