高市総理は会見の冒頭、台風で犠牲になった人々への哀悼と、けがをした人々への見舞いを述べた。そのうえで「緊張感を持って万全の対応をするように」官房長官と細野大臣に指示をしたと説明し、「ただ今から国連総会に出席をするため渡米いたします」と述べた。

一般討論演説について総理は、今年が「日本の『国連加盟70周年』という節目の年」であるとしたうえで、内容は「今日もギリギリまでペン入れをしておりました」として最終調整中であると説明した。取り上げたいテーマとして、北朝鮮による拉致の問題、世界各地で災害が起きていることを踏まえた気候変動対策の重要性、法の支配の重視、国連改革の必要性を挙げた。

また、国際社会が直面する課題に対する日本の貢献についても説明するとし、「進化したFOIP」の下でのエネルギーを始めとするサプライチェーンの強靱化、グローバルサウスとの連携、AIのような技術革新に伴う課題への対応などについて、リーダーシップを発揮する決意を表明したいとした。

二国間会談については、国連事務総長との間で5月の会談に続いて「安保理改革」について議論したい考えを示した。トランプ大統領との日米首脳会談を含む各国首脳との会談は最終調整中であるとし、国連や諸外国との連携協力を改めて確認する考えを示した。